SeeQVaultの目指すもの
「SeeQVault」は、SDカードやUSBメモリー、ハードディスクなどに適用でき、機器やメディアが対応することによって、記録されたHDコンテンツをさまざまな機器で楽しむことを可能にする技術です。この技術を活用することにより、互換性の高いデジタル環境が実現し、スマートフォン、タブレット、テレビなど利用者の生活シーンに合わせてHDコンテンツを楽しむことができるようになります。
SeeQVaultの技術
「SeeQVault」は、DTLA※1および、Dpa※2から記録メディアとして認可されたことにより、「SeeQVault」に対応する様々な機器でHD映像を楽しむことが可能になりました。またセキュリティ技術面では、コンテンツの暗号化方式に業界標準のAES暗号※3を採用、対応機器と記録メディアの認証には楕円曲線暗号を用いたPKI認証※4を用い、更に記 録メディアに用いられるフラッシュメモリーには製造時に改ざん困難な機密性の高い固有ID(EMID※5)をチップごとに埋め込むことで高度なセキュリティを実現しました。
- ※1 DTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)とは、ホームネットワーク向け著作権保護技術「DTCP」の管理運用を行う団体
- ※2 Dpa(The Association for Promotion of Digital Broadcasting)とは、地上デジタルテレビジョン放送及びBSデジタル放送の送信/ 受信技術に関する規格化の推進を行う一般社団法人デジタル放送推進協会
- ※3 AES暗号とは、米国標準技術研究所(NIST)にて策定された米国政府内の標準暗号化方式
- ※4 PKI認証とは、暗号化に使う公開鍵と復号に使う秘密鍵を対にして用いる公開鍵暗号による認証方式
- ※5 EMID(Enhanced Media ID)とは、複製防止を目的としたフラッシュメモリー向け個別化技術
ユースケース
「SeeQVault」対応機器で記録したHD番組は、どの部屋のテレビでも楽しむことができます。もちろん、テレビを買い替えても大丈夫! *テレビとハードディスクが「SeeQVault」に対応している場合。
※全ての再生互換を保証するものではありません。